2025/10/01 00:43
今日は初めての方もいると思うので、
僕のこと(クラシノイロの旦那)を
ちょっと長くなりますが話してみようと思います。
僕は大阪生まれ、大阪育ち、
名前がヒデミツということで、
みんなからは「ヒデさん」と呼ばれています。
小さい頃から絵を描くことが好きだった僕ですが、
小学校からは、それ以上に友達と遊ぶのに夢中、
中学、高校と今度は部活で
ハンドボールに夢中の毎日でした。
そしていつしか絵を描くことも忘れていました。
高校を卒業すると、
今度は登山や旅の面白さを知り、
いろんなところにザックを背負って行きました。
そして22歳の時、
もっといろんなところに行ってみたいということで、
バイクで日本一周をすることにしたのです。
その旅では素敵な出逢や、
初めて訪れる場所に感動する毎日、
そしてその旅の途中で訪れた
長野県の北アルプスの風景が忘れられず、
30歳の時に長野県に移住したのです。
そしてせっかくだからと移住の前に、
アメリカ、カナダをグレイハウンドバスで貧乏旅行。
ニューヨークからカナダに入り、
アラスカまで行き、そこからシアトル、サンフランシスコ
ニューオリンズなどを経てまたニューヨークまで。
その旅で今までの貯金をほぼ使う・・・(苦笑)
そして長野県(松本)に移住した僕ですが、
移住してしばらくしたころ、
友達から、今度松本に
「旅するテント芝居が来るから見に来なよ」
と誘われたのです。
初めて見るテント芝居のおもしろさに感動した僕は、
その後の打ち上げにも参加。
そして気付けばなぜか僕も、
そのテント芝居の旅に裏方で
参加することになったのです・・・(苦笑)
大阪から東北、北海道を経て、
テント芝居の旅から長野に戻ってきた僕は、
その後も自分の好きなことで
いろんな表現をしている人と出会い、
「自分も何か表現したい」
と思うようになり、
もう一度、絵を描いてみようと思ったのです。
そこから、
個展をしてみたり、
ファイルを持って東京の出版社に
売り込みに行ったりしていたのですが、
ある日すごいことが起こったのです!
絵を描きながら、
安曇野のりんご農家のスタッフとして
働いていたのですが、
ある日、農場に
安曇野ちひろ美術館を設立した
松本猛さんが来られ、
オーナーが僕を紹介してくれ、
なんとその後、
猛さんと絵本を作ることになったのでした。
同じくその農場で、
奥さんと出会い結婚、
息子が生まれた同じ年の同じ月に
絵本が出版されました。
その息子が小学生になるタイミングで、
兵庫県に移住した僕ら、
現在は、
奥さんと夫婦創作工房クラシノイロを運営。
まだまだこれからの夫婦工房ですが、
僕ら夫婦の表現が、
「誰かの暮らしの彩りになれたらいいな」
と思って活動しています。
クラシノイロ旦那・ヒデミツ